INTERVIEW

御弓師 二十一代 柴田勘十郎

京都にて約500年、京弓の製法を代々継承する「柴田勘十郎弓店」。
二十一代柴田勘十郎氏に許可を頂き、弓打ちを撮影させて頂きました。

 

 

削出

 

 

真竹を削り、弓の外側の外竹、内側の内竹で芯となる中打ちを挟み込む事で、京弓特有の強いしなり、反発力を生みだす。
また、中打ちの材料は、ハゼノキ・焦がした竹・楓などの木を組み合わせて構成されている。

縄

出来上がった外竹・内竹・中打ちを重ね、等間隔に麻縄を巻き、竹で作られた楔(くさび)を挟み木槌で打ち込む。
打ち込む強さや角度を職人の技と経験で調節し、反りを作っていく。

弓打ち

反りを作っていく「弓打ち」は弓を作る作業の中で最も重要であり、また、この動作があることから
この一連の流れは「弓作り」ではなく「弓打ち」と呼ばれる。

弓

PC143864

接着剤が乾くまでの約10分間の間に寸分狂うことなく楔を打ち、反りを整える。
その後一日置き、楔を外して弓打ちで作った反りとは反対方向に弦をかけ、数ヶ月癖をつける。
そして弓師自ら弓を引き、形を安定させて完成となる。

職人の手により徐々に形を成していく様は圧巻の迫力。
一つ一つの作業に魂が込められ、弓は弓道家の手に届く。

柴田様、貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。

柴田勘十郎弓店
〒600-8048
京都市下京幸町万寿寺上がる須浜町657
075-351-1491


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